統合失調症患者のつぶやき~ゲスでいいじゃない~

統合失調症を治療中の患者が闘病日記+ゲスなつぶやきを呟くブログ。ゲス注意。女・既婚者です。

闘病の意志表明~不快なら読み飛ばして下さい~

昨日から最後の砦である理性が飛びそうになっている。エビリファイでハイになったのか、悪夢からのフラッシュバックなのかは分からないが、最近のブログを読み返したらかなり危ない状況になっている。

 

私は物心ついた時から、自分の異常さに気付いていた。表面上は出さない様に頑張っていたが、その無理はチックという形で出ていた。同級生にチックをからかわれていたが、自分では自覚が無かった。

 

小学生の頃に祖父から書道の厳しい指導が入ったり、中学生になって剣道を始めたりして理性を保つ訓練をしていた。また小学生の頃にガールスカウトで茶道やアウトドアをしていたので、かなり理性を保つ訓練を重ねたと思う。精神統一が必要なものに沢山触れたお陰か、表面上は健常者に擬態することが出来る。

 

ただし、前の記事で健常者に戻ろうと書いたが、正直に私が健常者だった試しが無い。だからこそ健常者がどの様に考え、どの様に思うのかは全く想像がつかない。擬態は出来るものの、健常者の感覚が掴めない。

 

小さい頃から幻聴が聞こえていた。母親が理不尽なことでヒステリーを起こす人間だったので、「神の声」なのかはたまた「先祖の声」なのかは分からないが、「あなたは悪くない」「いずれお母さんは自分のしていたことに気付くから、その時まで良い子にしているんだよ」「よく耐えたね」という幻聴が聞こえて、皮肉なことに幻聴が無ければ統合失調症以外の病気も発症していただろう。幻聴で精神を保っていたと言っても過言ではない。

 

だが、数年に一度程の頻度で理性が飛ぶことがある。自分の感情にブレーキをかけているつもりが、ブレーキが飛んで収拾がつかなくなることがある。つまりは陽性症状だ。運が良いことに、陽性症状の時に働いた奇行を警察に目撃されていない為閉鎖病棟に入れられることは無かったが、自分でも歯止めが効かなくなる。その度に自己嫌悪に陥って苦しくなる。自業自得ではあるが、自分を止められなかった自分に腹が立つ。

 

ここ数日の暴走を見ていると、また理性を抑えられなくなって、自己嫌悪に陥る気がする。昔は何も失うものが無かったので、何とかやり過ごせた。だが、今は自分自身を含めて守るものが沢山ある。これ以上何かを失いたくないからこそ、理性で暴走を食い止める必要がある。ここは私の努力次第だ。

 

戻るも地獄、行くも地獄。だったら進むしかない。もうこうなった以上、後戻りは出来ない。自分の狂気と向き合いつつ、どう折り合いをつけるかが今後の課題だろう。面白くなってきた反面、理性を失うことが怖い。

 

今は休息の時なのかもしれないが、自分をコントロールする訓練も必要だろう。少しずつ対人恐怖症もリハビリしつつ、人との距離の取り方をもう少し学ぼう。

 

今は極めて冷静な状態でこの記事を書いているが、この先何が起こるか分からない。分からないトラブルに怯えつつ、楽しみながら闘病する意志を明記しておく。これからが本当の理性との戦いだろう。気を引き締めて闘病していきたい。