昨日は一日中家にいた。
朝起きて換気をしてから少しして、猫さん1号に投薬をした。換気をするとすんなりと飲んでくれる。猫さんは元々野生の動物なので、新鮮な空気が必要。人間も新鮮な空気を吸うことで、メンタルの安定が図れる。
猫さんたちのお世話が終わったら、何故か猫さん2号が猫さん1号を追いかけ回していた。考えられる要因はいくつかある。遊びたい、猫さん1号に元気を出して貰いたい、自分も餌が食べたい(猫さん1号はステロイド剤の副作用で食欲がかなりある)、構って貰いたい。色々あるだろうが、このままだと猫さん1号が具合が悪くなってしまうので、離すことにした。毎日これなので、かなり疲れた。
朝食を食べて少ししてから勉強をした。法人の生命保険の扱いがよく分からない。ここは丸暗記するしか無いのだろうか。頭を働かせてみても、なかなか動かない。これは症状が悪化したのだろうか。
最近は自分の様子がおかしい気がする。今は平常時だから何とかなるが、これが月経前だったらどうなっていただろうか。それを考えると少し怖い。旦那も２ヶ月間いないし、友人や両親は毎度呼べないしで完全に詰んだ。果ては旦那すら電話出来ないことがあるので、一日中猫さんとしか会話していない状態になってしまう。これでは自分が煮詰まって病気を悪化させてしまう。
頓服薬を飲むしか方法は無いのだろうか。
そして猫さんたちがこんな状態では、とてもではないが試験勉強どころではない。旦那も居なければ、病猫がいる。もう一匹は喘息持ち。本当に息が詰まりそうになる。
★★★
育児ノイローゼがいかに起きるのかがよく分かった。旦那は自分のことばかりであてにできないし、他人は所詮他人。そしてノイローゼになれば「悪い母親」と罵られる。結局悪いのは母親。ネットに叱りつけて自己嫌悪に陥っていると書けば、「そんなに怒りすぎるならば生まなければ良かったでしょ？自己責任じゃん。」「あなたは母親失格です。」と訳の分からない「毒親育ち」の人間が自分の母親に言えばいいことをぶつけてくる。どうすればいいのか。結局何を言っても母親というだけで叩かれる。
育児ブログを見ていると、その様な声が見られた。私もいわゆる「毒親育ち」で、今の時代ならば確実に児童相談所が飛んでくるレベルの家庭出身だ。かつての私も、母親たちのぼやきに過剰反応している部分があったが、今は違う。上手くいかないことの方が多い子育てに対して、多少愚痴をこぼす位許してやれよ、と思う。完璧な人間は居ないし、かりにそんな人間が居るなら、孤独だろう。弱さがあるから魅力的なんだと思うし、母親だから、子どもだから完璧でいるというのは無理だ。
今になって母親が何故あんなに金切り声を上げていたのか、よく分かった気がする。確かに私の母親のしたことは私の人生を壊し、私のたくさんの物を犠牲にしただろう。だが、今になって母親は母親なりに一生懸命だったんだと思えてきた。だからこそ弱音を吐いている他の母親に対して、さも毒親であるかのように決めつけて暴言を吐く気にはなれない。
正直、その言葉を他人にぶつけずに自分の親にぶつけろよ、としか思えない。子どもは子どもで辛いのは分かるが、母親は何もかもを犠牲にしなければならないというのは、何か違う気がする。そしてその行為は、毒親が常に子どもに対して完璧を求めていたが、他人に対して毒親がしてきたことを繰り返しているだけだと思う。他人は完璧でいろ、私は壊れてしまったから不完全で良い。その思考こそ甘えではないのかと思った。その思考は少なくとも、きちんと社会復帰を目指してリハビリをしている私にとってはとても障害になる。その思考の人間が声が大きいからこそ、他の頑張っている精神障害者まで色眼鏡で見られて「精神疾患は甘え」と暴言を吐かれて、まともな患者さんが病んでいくのが耐えられない。
私は猫さん二匹の飼い主だが、猫さんでさえこんなに大変なのに人間の子どもはもっと大変だろうと思う。もう既に煮詰まりそうだ。これで「飼い主失格」なんて言われようものなら、本気でしんどい。そして色々言われてしまう母親の気持ちが何となく分かった気がする。
私からのお願いだが、母親本人が子どもを叱りすぎて自己嫌悪に陥っている時に追い討ちをかけるような真似はしないで貰いたい。もしそれでその言葉を苦に自殺してしまったら、そこの家の旦那さんや子どもたちの人生は責任が取れるのだろうか。もし責任が取れないというのならば、あまり無責任に人を追い詰めて暴言を吐かない方が良い。確かに完璧な母親ではないかもしれないが、そこの家の旦那さんの妻、そしてそこの家の子どもたちの母親はその人しか居ない。それを奪う可能性というのもよく考えて頂きたい。
尚この記事は炎上覚悟で書いている。私を叩きたければ叩けば良いし、「ダメな飼い主だ」と言いたいのであれば言えばいい。ただし、ネガティブなコメントは一切見ないし削除するが。
何が言いたいのか分からなくなってしまったが、とりあえず私は後少しで限界ということだ。症状が悪くなる前に頓服を飲むなり、体を動かすなり、美味しいものを食べるなりでストレスを解消していこう。そして何よりも便秘だ。いちじく浣腸でも検討しておこう。
追記・毒親は自己中な人間が多く、自分のことしか考えていない人が多いのだが、そんな中ただ一生懸命生きて幸せになろうともがいている人を尊敬する。ただ、自分の親が自分のことしか考えていない毒親だったから、他の親もそうだろうというのは違うと私は言いたい。毒親育ちの人は本当に気の毒だし、周りの大人に恵まれなかったからこそ他の大人も同じだろうと思ってしまうのだろう。
だが、全部の人間が自分のことしか考えていないのかというと、そうではないと私は言いたい。子どもを思うがためについ口調がきつくなってしまう人もいるし、相手の為を思って殴る人もいる。
そういった「いい人」に出会わなかったのが不幸なのだと思うが、全部の叱ってしまって自己嫌悪に陥る親が毒親というわけではない。本当の毒親は、自己嫌悪にすら陥らずに自分を正当化して「自分は正しい」と開き直ると私は思う。むしろ虐待を当然だと思っていて、それが虐待だと気付かないだろう。だからこそ、反省している母親を責めないで欲しい。
