統合失調症患者のつぶやき~ゲスでいいじゃない~

統合失調症を治療中の患者が闘病日記+ゲスなつぶやきを呟くブログ。ゲス注意。女・既婚者です。

闘病日記~昨日の体調~

昨日は一昨日の夢のせいか、少し不安定になっていた。

 

記憶が鮮明になるにつれ、夢の内容がより鮮明になる。楽しい夢はあっという間に忘れてしまうが、悪夢はよく覚えている。

 

その夢は、かつて私がお金持ちであることを知った同級生が、「私を信用してお金貸してよ。いいや、ちょうだい。」と言っている夢だった。私は信用に足る人物で、人柄的に優れているからお金を渡すのは当然だと主張していた。そして幻聴が強く私に語りかけてくる。「この人を信用してはいけない」「この人は自分が思っているよりも良い人ではない」「この人は悪い人だ」「一円足りとも渡してはいけない」ここまで幻聴がはっきり聞こえたのは久しぶりだ。

 

今までの私だったら、幻聴を無視してお金を渡していただろう。だが今の私は違う。多額のお金を借りに来る人は信用に値しない。そしてそんな人は友達でも何でもない。

 

夢の中で「一円も貸さない、他に当たって」と淡々と繰り返したが、夢の中の同級生は腕を握って離さない。夢の中なので手を振りほどくことが出来たが、現実だったら固まって声も出ないだろう。「逃げろ」この幻聴で目が覚めた。

 

もう一度寝て起きても、あの夢は現実の暗示の様な気がして目覚めが悪い。昔の頼みの綱だった幻聴はもう聞こえないのだろうか。

 

午前中はぼーっとしていた。もうあの声は聞こえないのだろうか。もしあの声の主が居るのだったら伝えたい。「いつも忠告してくれてありがとう。そしていつも反発していてごめんなさい。」また人の黒い部分が色となって現れる幻覚も見ていたが、それが見えたことによって危険を回避出来ていた。これらの能力が消えてしまった。少し不安を覚える。

 

午後から気持ちを切り替えようと、掃除・洗濯をした。この不安を払拭するには、体を動かすしかない。洗濯1回目の間、忙しなく動いた。動いたら少し落ち着いた。

 

二回目の洗濯が終わり一息つくと同時に、金の相場を久々に見たら驚いた。私が買った時よりもかなり値上がりしている。このままだともしかしたら1g5000円になってしまうのではないだろうか。かといって今売ったら確実に損をしてしまう。買い増しするにも、売るにも微妙。プラチナも1g4000円を越えていた。私は運が良かったのだろうか?

 

翌々考えてみると、幻聴こそ聞こえなかったものの、金を買う時、買うなら今だと直感が伝えていた。初めて買った時は大統領選の時。ヒラリー氏優勢と報じられた中、蓋を開けてみたらトランプ氏が優勢。これを逃したらもう買えないと思って金貨を買った。その後暴落を経て少し安定した為、少し買い増ししたが、年が明けてから物凄く高騰してしまった。幻覚・幻聴は消えてしまったものの、直感という形で残った…?

 

この事実が分かって、かなりぼーっとしてしまっていた。もしかしたらビギナーズラックだったかもしれないが、急に恐ろしくなった。確かに今は上手く行ったかもしれないが、調子に乗ると痛い目に遭う。それはかつての経験から実証済みだ。だからこそ気が抜けない。あまり図に乗ると、しっぺ返しを食らう。かつての歴史を見ても明らかだが、図に乗った独裁者の最期は大方悲惨だったりする。やはり気が抜けない。

 

旦那に夢のことを話したら、幻聴の言っていることが正しいと言っていた。そしてその声はもしかしたら、私の中の俯瞰して見ている私の声かもしれないと言っていた。

 

旦那と他愛もない話をしたり、猫さんたちと戯れたり、友人たちと遊べることが幸せであり、日常だと改めて思った。この日常を守る為なら、私は病気と戦うし自分の特性とひたすら向き合う。その為にも努力は欠かさない。ダイエットに成功出来て体に自信がついたのだったら、他のことも出来る気がした。確かに幻覚・幻聴が聞こえなくなって心許ないが、私には直感と運がある。だからこそこれらを無駄にしないように、常にアンテナを張り巡らせよう。