昨日は猫さん1号の病院に行っていた。
午前中に大学病院に行ったが、受付後かなり待たされた。混んでいる上に先進医療なのでかなり待つ。
やっと呼ばれたから診察室へ向かった。獣医師に症状を伝えようとしたら、旦那がマシンガントークで症状をまくしたてた。心配なのは私も同じだし気持ちも分かるが、先ずは落ち着けと思った。獣医師にたしなめられ、聞かれたことを冷静に伝えた。とりあえずは検査をして病気を特定しようという話になった。かなり待つので、外に出てろとのことだった。
検査を待っている間、ローカルスーパーで唐揚げを食べた。昔私はここの大学病院に通っていたが、その向かいにコンビニがあった。だが場所が移転している。恐らく内科の患者さん(特に安田大サーカスのクロちゃんの様な患者)が隠れ食いしたり、精神科の患者さんが酒盛りをしたりした(私が入院している時にそんな患者さんがいた)からだと思われる。
ローカルスーパーを出た後で少し散歩をした。昔住んでいた場所だから懐かしい。懐かしくなったので、昔行っていたカレー屋に行った。だが、そこはカレー屋だが、看板が違う。メニューを見たが、全然違う。とりあえず中に入ってみたが、内容も全く別のお店になっていた。頼んでみたものの、全く美味しくない。昔は物凄く美味しかったのに、何とも言えない不味さになっていた。
不味いカレーを食べたらお腹が少し弛くなった。ストレスが溜まり、寝不足で不味いものを食べると過敏性腸炎が出る。また免疫力低下とタバコの吸いすぎで慢性気管支炎まで出て来はじめた。これはヤバい。でも自分はまだ耐えられるが、猫さん1号が一番大変だ。ここは耐えるしかない。
大変喉が乾く。寝不足になればいつも物凄く喉が乾く。これは薬の副作用なのか、体力の低下なのかは判断しにくい。次の診療の時に喉の乾きについて聞いてみよう。
検査終了の連絡を受けてから２時間程待って結果を聞いた。その間に一問一答をやったが、忘れていたと思ったものがけっこう覚えていた。認知機能は少しずつ回復してきているのか？
血液検査の結果を見せてもらったが、たんぱく質…とりわけ免疫に使うたんぱく質が多く、貧血が出ていた。また、肝臓の数値もあまり良くない(前にちらっと書いたが、私は管理栄養士育成の大学を出ているので、少しは検査値が読める)。診断名は…。
「多発性骨髄腫」
早い段階で見つかった為、言うほど酷い状態では無いものの、かなりヤバい病気だ。またこういう悪性腫瘍の場合は完治ではなく、寛解という形になるらしい。ただ、薬さえ飲めば生きられるという辺り、まだ救いはあるかもしれない。せめて死因が老衰までは生きさせてあげたいので、頑張って薬は飲ませよう。
血尿に関しては、何らかの形で血餅が出来てしまったが、命に別状は無く、頻尿にはなるものの、先ずは突発性骨髄腫の治療をしてから取り除くことにした。確かに、血小板が少ない状態で手術をしたら大変なことになるので、今取り除くのは得策ではないだろう。
その後、旦那が酷く取り乱していたが、たしなめた。完治ではなく寛解というのが納得いかないし概念が分かっていなかったので説明したが、納得いかないと喚いていた。気持ちは分かるが、不治の病で余命宣告されるよりもましだとオブラートに包んで言った。皮肉かな、精神障害者の私の方が冷静で、健常者の旦那の方が冷静ではない。更に獣医師の説明もきちんと聞いていなかったのか、かなりネガティブに解釈していた。訂正してもネガティブ思考が抜けないので、放っておくことにした。
帰りの車の中で旦那が暴言を吐いていたが、聞かなかったことにした。ただ、私の統合失調症が酷くなったら、遠慮無く閉鎖病棟にぶち込んでくれとだけ伝えた。本当は精神障害者のことはあまり暴言は吐いて欲しくないが、今はまともな精神状態ではないので吐いたのだな、と判断し、自分の心に留めておくことにした。
猫さん1号は頻尿ではあるものの、元気そうだ。それで安心出来ないが、酷い状態ではなかったのでほっとした。
ただ問題なのは、旦那の精神状態だ。猫さんには甘いが、私にはかなり酷い態度になってきている。このままでは共倒れだ。前はまだ猫さんたちが健康だから耐えられたものの、今回は違う。またシクレストを飲んだ時の様な希死念慮が出なければいいが。少し幻覚が見えてきたので、私も疲れている。これが続けばヤバいかもしれない。
旦那は、片方だけピンピンしていたのでは意味がない。共倒れの方がマシだ。と言っていたが、バカ野郎だと思った。共倒れしたら間違いなく家族の半分以上がこの世から消える。何を馬鹿なことを言っているのだろうか。
とにかく旦那はあてにならない。だからこそ私がしっかりしなければ。その為にも薬を欠かさず飲もうと思った。
