昨日は一日中不安定だった。
朝起きてみると、少しだけ猫さんの滑皮さんが具合が悪そうに見えた。一体どうしてしまったのだろうか。これは輸血をしなければならないものなのだろうか。
なかなか先が見えない。何をどうするのが正解なのかが分からない。
少しずつ私の心が重くなって、とうとう涙が止まらなくなった。滑皮さんどころか私にまで死の影が付きまとった。私が肉体的に死ねば、悲しむ人はたくさんいる。特に旦那と猫さんの姫はどうするのだろうか。だが、私が一番恐れているのは、精神の死。何もかもを疑い、何かを傷付けていくことに耐えられるのだろうか。
ふとDIR EN GREYの「MACABRE」収録曲「理由」の登場人物の気持ちが分かった。好きだからこそドロップアウトする。そして何よりも自分が傷付きたくない。この人物の心境がよく理解出来た。かつては何の気なしにギターを弾いていたが、今になってこの曲を噛み締めると深い。
一頻り泣いてから、自死遺族の書き込みを見た。周囲にこう思わせてはならないな、と思った。
★★★
今のところは滑皮さんは元気に歩き回っている。空元気かもしれないが、何故かほっとした。滑皮さんは優しいから、私の心を汲んで元気に振る舞ってくれているのかもしれない。あまり馬鹿なことは考えないようにしよう。