いつも○○を食べてみたと書いてレビューしていたが、いっそのことレビューだけでもカテゴリー分けしつつ書いていこうと思ったので、頭に「伝わるようで伝わらない」を付けてみた。私の下手くそなレポートかつ下手くそな文章、下手くそな写真、機械音痴なので何処にあるかが分からない可能性があるので、予防線を貼ってみた。これは個人の感想であり、私の独断と偏見で構成されていますので、実際に遭遇してみて違う感想を抱いても、私は責任を取りません。尚、このレビューは非営利目的の為、通販ページは載せません。予めご了承下さい。
さて、「伝わるようで伝わらない」がついた初回のレビューは、試される大地の我らが北海道のお菓子・柳月の「防風林」だ。柳月は十勝に本社のあるお菓子屋というのは、恐らく有名な(?)話だろう。あの三方六とかいう白樺花粉が飛んできてかゆくなりそうな見た目のバームクーヘンのお店だ。ここのお店は、お菓子のネーミングセンスが独特だ。メルヘンな様な、変態な様な、よく分からないセンスのお菓子の名前が多い。
こんな形で売っている。まだ名前はまともなお菓子だが、見た目が少しグロい。何かミトコンドリアを見ている気分になるが、これはお菓子だ。
ますますミトコンドリア臭がする。下は最中の皮で、その上に飴が絡めてあるアーモンドが乗っている。匂いがめちゃくちゃ甘い。
とりあえず食べてみたが、匂いは甘ったるいが、匂いから想像した甘さよりはさっぱりとしている。アーモンドと飴と最中の香ばしい感じが突き抜ける感じだ。くどくなく、あっさりしていて、厚さも薄っぺらいので、非常に食べやすい印象を抱いた。カリカリとサクサクを同時に味わえる、かなり欲張れるお菓子だ。ただし、デブ注意。
実はこのお菓子は、小さい頃から結構食べているが、お客さんが来るとなったら、お菓子のかごによく入っていたことを思い出す。父が十勝の出身なので、私の家はよく柳月と六花亭のお菓子があった。食べていて非常に懐かしくなった。
蛇足だが、柳月の店員さんはとても対応が丁寧で、何よりも可愛い。行く度にお金持ちになった気分が味わえるので、寂しいときに防風林一個を買って悦に入っても良いのではないかと思えてくる。ただし、余りにもセレブごっこが過ぎて、可愛い店員さんに偉そうな態度を取ってふんぞり返ったり、セクハラまがいな口説き方をしたら、汚いおばさんである私が貴方をお持ち帰りして、タバスコ一瓶を一気飲みさせます。
以上、伝わるようで伝わらないレビューでした。