去年は本当に最悪な一年だった。特に後半にどっと嫌なことが立て続けに起きて、本気で自殺を考えるレベルに病んでいた。流石に昔の様に薬を多く飲んだり、腕をカッターナイフで切りつけて傷を無数に作ったり、男遊びや酒に明け暮れることは無かったものの、かなりやさぐれかけた。
だが今は妊娠の発覚から、かなり精神が安定している。お腹に赤ちゃんが居るということ自体が安心感に繋がっている。そしてある欲望が渦巻いて来ている。それは…。
去年の１０月に、私が猫さんの滑皮さんの介護でクタクタの中、自分の不倫を暴露してのろけた後で厄年のせいで不倫したと荒れ狂い、果ては「ばらしたら呪う」と恐ろしい言葉を吐いた従姉妹に向けて、老後にAcid Black Cherryの「Incubus」を歌ってやろうと考えている。今のまま不倫や上から目線での他人への態度、自己中心的で幼稚な性格を治さなければ、近い将来に彼女はインキュバスを召喚して「貴方でもいい、愛して！」という失礼な暴言を彼に向かって吐き、内心「こんな剛力彩芽氏を100回殴って二重に整形して前歯を出させたブスに上から目線で妥協されると萎えるわ～」と思いつつも相手にするインキュバスに、またもや上から目線で怒鳴り付けてワガママを言っている従姉妹の姿が容易に想像出来る。
正直この従姉妹には祖母から植え付けられた大きなコンプレックスを抱いていた(何でもかんでも比べられた上に私が一方的に貶されて従姉妹は一番良い女になると持ち上げられた。ブスがブスを持ち上げた形だ)為、この状況はよく考えたらとても美味しい。それが実現されれば、私は過去最高の歌を披露することになるだろうし、さんざん私を従姉妹と比較して貶して私の自尊心をボロボロにした祖母への復讐と、逆恨みもあるが上から目線で偉そうに家事を押し付けたり良いお姉さんでいることを強要した従姉妹に対しての復讐が出来る。ここでは従姉妹と祖母のことをブスと言わせて貰ったが、そいつらは顔だけではなく性格まで終わっているので、普段は滅多に使わない言葉だが便宜上ブスとさせて頂いた。とりあえずブスの妬みにやられたから、その怨みを近い将来に倍返しで返してやるつもりだ。
従姉妹はこう言うだろう。
「私の何がいけなかったの？！」
それに対する答えは…。
「お前の器量が悪かったのだ。お前が本当の意味でのブスになってしまったから不倫ばかりして不幸になる。他人のものばかり欲しがるからだ、バーカ！黙れブス。ブスに発言権はねぇんだよ、このドブス！！ブスはブスらしく黙ってろ。」
そして〆はアヴリル・ラヴィーン氏の「Sk8er boy」のBメロの「Sorry girl～」の部分を強めに歌ってやろう。この曲もかなりエグい。とりあえずはエグい歌オンパレードでワンマンライブしてやろう。
出産後にボイストレーニングを始めようと真剣に思った。酷い動機だが、これはこれでモチベーションになる。どこまで歌が上手くなるか見物だ。かつてはT.M.Revolutionに憧れて歌手を目指していたこともあり、ある程度は歌えるが、もっと高見を目指そう。
この瞬間の為にキツいトレーニングに耐えよう。とんだ老後の楽しみが出来てしまった。これはかなり楽しみだ。その時はむしろ歌声を録音しておこう。
