統合失調症患者のつぶやき~ゲスでいいじゃない~

統合失調症を治療中の患者が闘病日記+ゲスなつぶやきを呟くブログ。ゲス注意。女・既婚者です。

赤ちゃんが可愛くてどうしようもない

産んだ時はただひたすら無心だったが、今になってやっと一人の人間をこの世に産み落としたことをひしひしと実感している。おっぱいを飲もうと必死に吸い付く姿を見て、この世にはこんなに可愛くて愛らしい存在がいるのかと思うと、涙が出そうになった。猫さんたちも勿論可愛いし愛してるが、それとは別のベクトルのいとおしさだ。愛の具合では同じ位だが、可愛さが全く違う。元々子どもは好きな方だし、望んで娘を産んだが、想像以上に可愛い。

 

つい最近までの親に対する自分の態度もそうだが、無償の愛は子どもから親に与えられるものではないかとふと思う。親はこの世のことを少しだけ分かるので子どもに見返りを求めるが、子どもが親に見せるものやペットが飼い主に見せるものこそが無償の愛ではないかと思えて来る。それに気付かない人間が愛情の沼に入って子どもを虐待したり、周囲に迷惑をかけるのだなと思える部分がある。

 

今になって筋肉痛が来たが、それすら心地良い。その位娘がいとおしい。私の親は私にパーフェクトヒューマンになることを過剰に望んでいたが、元気で健康に生きていければそれ以上は何も望みたくない。たとえ私が嫌になって疎遠にされたにしても、ただ無事に幸せに生きてくれればそれで良い。私の様に何処かが壊れたまま苦しむよりも、多少お馬鹿であれ器量が悪くても幸せに楽しく健やかに過ごせればそれで良い。娘が幸せであれば、他には何も要らない。

 

今のところは、娘は目に入れても痛くない位可愛いし、娘に似ている旦那がいとおしい。これからは腸が煮え繰り返ることもあるだろうが、昨日のことは忘れない。