独身の頃から開けていない段ボールを整理の為に開けたら、とんでもないものが出てきた。私は何を思ってこれを買ったのだろうかと疑う内容の物だった。
寝てる猫さんの姫も、これを見たらびっくりするだろう。私もびっくりして思わず二度見してしまった。なかなか恐ろしい物が出てきて笑ってしまった。それは…。
「ウホッ!!いい男たち~ヤマジュンパーフェクト~」
それも一冊ならばまだしも、二冊も出てきた。確かに私は独身の頃はめちゃくちゃ腐ってて湯ばあばもびっくりなレベルのお腐れ様だったが、迫力に圧倒されてアニメイトにヤマジュンパーフェクトを買いに走ったことをすっかり失念していた。そして今頃になって発掘されて、複雑な心境である。
阿部高和の笑みがいかにも「やらないか」という感じで、これからいかがわしいことが行われる空気をプンプンに放っている。ピンクの本の男たちも怪しい。内容を久々に読んだが、あまりにもエキセントリックな内容をダイナミックに描いてあって、思わず爆笑してしまった。
独身時代の自分のセンスがよく分からない。何故か地獄のミサワの本が全巻あったり、封印されていたコピックの入った袋の中に銀魂の薄い本の合本や、ヘタリアの薄い本が入っていた。何故処分しておかなかった?とかつての自分を怒鳴りつけたい。旦那にらばまだしも、子どもたちに見つかったらどうするのだろうか。自分が馬鹿過ぎて凹む。
腐女子は結婚すると貴腐人になるらしいが、私も貴腐人かな。何か私はヤバい人らしい。
とりあえず、このお腐れグッズをどう処理しようか迷う。