ここしばらくうつ状態で自分のことを振り返ってみたが、小さい頃の自分、少女の自分、大学生の自分、フリーター時代の自分の視点で客観的に見た結果、私は自分が嫌いな大人になっていることに気がついた。
嫌なことがあったら他人のせい、自らを省みずに自己正当化、お金に汚い等、気が付いたら自分が一番嫌いな大人になっていた。
昔、DIR EN GREYのTosiyaさんが「子どもから見てかっこいい大人になりたい」というようなことを言っていた記憶がある。この言葉に深い感銘を受けたが、ふとこの言葉を思い出して自分自身を振り返ったら、物凄くカッコ悪い大人になっていた。強いものに媚び、弱いものをいじめる。正に子どもが嫌いな大人像そのものだった。
私の周りにも、残念ながらカッコ悪い大人がたくさんいる。カッコ悪いながらも一生懸命生きているんだな、と思うと同時に、こうはなりたくないと強く思った。
他人のふり見て我が身を正せ。他人の行動で自分が嫌な大人になっていることに気付く。
これからは、若い世代に対して恥ずかしくない大人になろう、と再確認した。
