統合失調症患者のつぶやき~ゲスでいいじゃない~

統合失調症を治療中の患者が闘病日記+ゲスなつぶやきを呟くブログ。ゲス注意。女・既婚者です。

宣言

私はかつて、何処に行ってもいじめられるいじめられっこだった。

 

果ては職場でも、何を頑張れば認められるのか、どうすればお給料が上がるのかを曖昧に濁された上に、一緒に仕事をしていたフレネミーに利用されていじめのスケープゴートにされていた。しかも私だけ残業代を貰えなかった。

 

その後の私の人生はガタガタだった。

 

大学を卒業してからフリーターとして馬車馬の如く働き、「もっと収入を増やせ!」という働かない奴からのプレッシャーで、やっと決まったホワイト企業を泣く泣く辞めて、ブラック企業を転々とする日々。そしてとうとう精神に異常をきたし、働きたくても働けない、再起不能な状態まで追い込まれた。

 

その後、過食症になってブクブク太り、お金も無くなり、絶望状態だった。「もう私には何も残っていない」という被害妄想に襲われて、ただひたすら泣きながら口に物を運ぶという悪循環に陥った。更に太りすぎた弊害として、睡眠時無呼吸症候群、膝の痛み、服の買い替えと悪いことが続いて、何もかもが上手く行かなくなった。精神科でも「太りすぎだから内科に行け」と言われて内科の治療も受けることになり、精神的にも経済的にも大きなダメージを負った。

 

そんな中、友達とコミケに行ったが、その時素敵なコスプレイヤーを見て「私もやってみたい!」と思ったと同時に、近くにふくよかな鏡音リン・レンが跳ねていて、離れたところからでも伝わる振動にびっくりしたと同時に、「私の今の状態だとああなのか」と思ってダイエットを決意した。そして一緒に行った友達と一緒にコスプレをするという目標を掲げた。

 

その日から頑張ったらするすると痩せていき、痩せる度に友達が喜んでいた。この友達の為にもダイエットを頑張ろうと思って頑張ったら、今日やっと標準体重を割り込んだ。

 

ダイエットの成功と共に、ある欲望が芽を出した。

 

「私は再び美(メイクで完成)を手に入れた。私をかつていじめた連中には無い富を手に入れてやろう」

 

私は昔から「お金持ち」ということで、貧しい人たちにいじめられていた。「お金持ちなんだから金を出せ、おごれ」「お金持ちなんだから貧しい人に施して当然」。要は集られた上に、人権を踏みにじられた。先生に訴えても「お金持ちなんだから耐えなさい」と言うばかり。職場の上司やフレネミーにも「今まで好き勝手にしてきたツケが今回ってきた」と嘲笑われた。

 

いつしか私はお金持ちが憎いと思うようになり、この世の全てを恨んでいた。

 

でも今は違う。お金持ちで何が悪い、自分や周囲が頑張った結果、お金や富を手に入れて何が悪い、と思うようになった。そういう奴は他人を引きずり下ろすことで、努力をしない言い訳を作っているだけだということに気付いた。

 

だからこそ、こいつらに足を引っ張られずに蓄財して大金を持つことが復讐になるのではないか?と思う。いや、むしろただでさえ出ている釘なら、思いっきり出っ張ってやればいい。そうすれば抜かれない。そいつらよりも高いステージに立ってやればいい。

 

だからこそ、今この瞬間から資産を増やして再びお金持ちになることを宣言する。私はダイエットを続けることが出来たなら、お金を貯めることも出来る!やましいことをしている訳ではないから、堂々とする。何が悪い。

 

そして何より、頑張った自分や周囲の応援してくれている人たちの為にも頑張ろう。