これが微妙に腹立つ。
メンヘラって言葉によって精神疾患への認識が広まった一方、ごく一部の声のデカイ馬鹿メンヘラのせいで偏見の目で見られることが多い。
こういう輩のせいでガチで苦しんでる人まで甘えと言われるのがやるせない。
果ては精神科に行くこと自体が甘えや大切なものを見失ってると言われて、より自分を責めた。
ある人は薬を飲みながらお仕事をし、ある人は子育てと家事を必死に頑張り、ある人はお仕事がなかなか決まらないけど必死にお仕事を探しながらリハビリを続け、ある人は自分の夢に向けて着々と準備に取りかかっている。
精神疾患を騙って甘えている人は私やこういう人達の足を引っ張っている。
そんなに病気になりたいなら替わってあげたい。まぁ、替われないが。
私も続け、と言わんばかりに就職または妊娠に向けて着々と準備を進めいている最中だ。ダイエットもその一環だったりする。病気にも、足を引っ張る連中にも、何よりも甘えが出る自分にも負けたくない。何をもって勝ちとするのかは定まっていないが、とりあえず幸せになれればそれでいいと思う。
だが、働きたくても働けない辛さ、被害妄想の末に人を疑う苦しみ、幻聴に突き動かされるままに感情をコントロール出来なくなる苦しみ、始終誰かに監視されているという思い込みの末の恐怖等に、自称メンヘラの連中は耐えられますか？
無知な人に興味本位に症状やらなんやらを根掘り葉掘り聞かれたり、偏見から暴言を吐かれたり、心の痛みが分かる人と思い込まれて他人の悩みや愚痴の掃き溜めにされてやり場の無い怒りを抱え込む度量はありますか？
あくまでこれは私の例ですが、他の人もそれぞれ色々な苦しみを抱えているでしょう。人は誰しも悩みや心の闇を抱えていると思うでしょうが、その度合いやそれによって受ける影響が精神障がい者と健常者とは違います。
決して私は理解しろ、甘やかせ、批判するな、無条件で受け入れろと言っている訳ではありません。
仮にそういうことを宣う人がいたら、その人は病気を免罪符に自己中心的に振る舞いたい身勝手な人か似非メンヘラです。
ここまで言われてもまだ精神障がい者になりたいですか？
