夜の仕事をしている時にお客や頭の悪い男に「女は体を売れて良いよな。気持ちいいことしてお金貰えるって最高じゃん。俺、女に生まれたら絶対風俗嬢やる！」と言われることが結構あったが、正直に言って男性でもゲイや高齢女性やモテない女性や欲求不満な女性に体を売ることは出来るのだからさっさとやってこいと言いたい。カマたく氏も同じ様なことを言っていたが、私は彼に一言一句同意する。ましてや「ノンケの初釜」は物凄く需要がありそうだと思うのは私だけだろうか。
こういう事を言う男は、生まれ変わったら自分は美女になると思っているのだろうが、そいつの性別をまんまひっくり返しても美女どころか私以上のゲロブスだろうし、かの有名な鶯谷デッドボールすら見た目にボーダーラインがあるらしいので、そもそも売春のスタートラインに立てるのかすら怪しい。個人売買ならばもっと厳しいだろうし、最悪「こんなブスが売春だってよ！」と全裸の画像をばらまかれて晒し者にされて一生を棒に振る可能性もある。
更には体を売るとなるとお客は選べないし、最悪一週間程洗っていないブツを口に入れなければならないが、その辺はどう考えているのだろうか。おじさんならばまだしも、腹上死しそうなおじいさんや、店によっては同性のブス、歯槽膿漏で口臭が凄まじい奴、勘違いストーカー野郎等、香ばしいのが多数いるが、そいつらを相手にすることを考えられないのだろうか。
ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」に出てくるキモおぢよりも酷いのが押し寄せて来ることがすっぽり抜けている上に、非常に残念なことにこちらを快楽責めにしてくるテクニシャンというのは早々居ないどころか勘違いテクニシャンばかりで、内臓にダイレクトに来る痛みに耐えるという苦行が待っていることに気付かない辺りがおめでたい。そういう男どもは、男は全員テクニシャンだと思いたいらしいが、上手い人こそレアで大半はヘタクソだという事実に絶望すれば良いのにと思う。
とにかくそういう阿呆男は、ヤバいレベルに気持ち悪い上に汗かきなゲイか、故細木数子氏や故野村のサッチー氏の様なドスの効いた見た目かつ下手だったらズバッとスピリチュアルな壺を売り付けて来るマダム辺りに体を売ってこいと言いたい。それが出来て初めてその台詞が吐けるのではないかと私は思う。
ちなみにそういう事を言うお客に対して、「はい、お陰様で大変良い思いをしております。とても気持ち良くてお金もたくさん貰えて、何よりもお客様にお会い出来て気持ちいいことが出来て幸せですし、天職です！」と答えてチップをゲットした私はクズだなと思う。
