統合失調症患者のつぶやき~ゲスでいいじゃない~

統合失調症を治療中の患者が闘病日記+ゲスなつぶやきを呟くブログ。ゲス注意。女・既婚者です。

栄養士が伝える食費の節約方法

くどい様だが、私は管理栄養士育成の大学に通い、栄養学の勉強をしていた。管理栄養士こそ持っていないものの、栄養士の資格は持っている。勉強自体は楽しかったが、他の栄養士の連中が気にくわなかったので、この業界を諦めたという経緯がある。今はファイナンシャルプランナー二級と宅建を取る勉強をし、理系から文系へ転向しようと企んでいる。

 

たまには専門的な記事を書いて情報共有しなければ因果応報体質の為、震災以上の不幸が襲ってくるとビビったのでこの記事を書いた。

 

よく栄養士は10品目以上の野菜を360グラム取りましょう等と言っているが、それは机上の上の空論だ。1日10品目以上の野菜が取れるのは、富裕層だと思う。庶民はそこまでお金が無くて買えない。ましてや貧困層等ならば、あまり品数が用意出来ないだろう。栄養士は裕福な人間が多いので、お金が無いということが想像出来ない奴が多い。この想像力の欠如、そして10品目以上の野菜を食べられない層に関して「自己責任」と切り捨てる様は、本当に医療関係者かと疑う位傲慢だ。

 

ここでどうすれば良いかというと、まず、緑黄色野菜とその他の野菜のバランスを考えろと栄養士は宣うが、それを全部揃えたら手間がかかる上に爆発的な量になって食べきれない可能性がある。更に調理の手間や電気代・水道代・ガス代・時間を考えると、あまり効率的ではない。

 

なので、人数が少ない時は冷凍の野菜ミックス(和風野菜ミックスや洋風野菜ミックス、グリル野菜ミックス等)を活用し、レンジでチンしてしまえばある程度は品数がクリア出来る。そして、もしかさが増えてしまいそうならば、汁物や煮物にしてしまって、縮めてしまうのも手だ。それかラップでくるんでレンジでチンしてしまえば良い。

 

そして節約には欠かせない野菜がもやし。もやしは芽なので栄養が多い。なので積極的に取っていきたい。かさましで使うも良し、ナムルやおひたしにして食べるも良し、卵とじにして食べるも良しだ。是非レシピを増やしてアレンジして食べて欲しい。尚、足りない栄養素は、栄養管理アプリ等で確認しつつ、サプリメントを取れば安くバランス良くが実現できる。

 

次にたんぱく質たんぱく質は肉・卵・魚・大豆から取れるというのは有名な話だが、これを取らなければ体が動かない。豆腐等が安い上に栄養価が豊富なので節約の味方となる。また、同じ大豆が原料のおからも腹持ちが良くて安くておすすめだ。ただ、これだけでは飽きてくるので、魚や肉も程々に取りたい。出来るだけ旬のものを食べれば、安くて美味しい。お肉も価格が安定しているので、積極的に取り入れよう。金銭的に厳しければ、初期費用はかかるが、プロテインもOKだ。かなりお腹も膨れる上に、他の栄養素も入っているのでかなりバランスが良い。

 

ただし、たんぱく質は取れば良いというものでもない。たんぱく質の取りすぎは腎臓に負担をかけてしまい、壊してしまう。腎臓は一度壊れるとあまり元には戻らないので、尿が泡立つ様になったら、即病院に行って欲しい。よくボディビルダーの方が腎臓を壊しているが、それはたんぱく質の過剰摂取によるものなので、健康に過ごす為にも「程々」に取ることをおすすめしたい。

 

次に、炭水化物。安くてお腹が膨れるからと取りすぎる傾向が出てくる栄養素だ。特に炭水化物と油のコンボは止められない、止まらない。フライドポテトが大量に食べれてしまうのはその為だ。なので、食べ過ぎは控えたい。ちなみに私はアンチ糖質制限だ。体を動かすエネルギーが不足する為、スタミナや集中力が続かなくなる。体に着いている脂肪も燃やすのにも限界があり、ケトン臭と呼ばれる脂肪を燃焼する為に起きる臭い匂いを放ち、公害レベルで臭い。更に提唱者が低糖質で死亡している辺り、本当に危険だと改めて思った。少なくとも全体の2分の1程のカロリーを取りたい。よく低血糖を起こすことを「糖分依存症の症状」という人がいるが、そんなものは無い。ただ単に体が慣れただけである。そのまま行けばそのうち健康被害が出るだろう。なのであまりおすすめはしない。少なくとも三食小さいお茶碗に軽く一杯は食べる様にしたい。そして食べ過ぎている人は少しずつ減らして欲しい。

 

次に、胃袋を縮める方法を伝えたい。それはよく噛んでゆっくりと食べることだ。よく噛むことで、脳に食べているという情報を伝え、満腹中枢を刺激することで少しの量で足りる様になる。また、よく噛むことで唾液が混ざってよく消化できる様になる。だからこそ30回程は噛んだ方が良い。

 

最後に伝えるのは、健康とお金のこと。確かに食費はかけようと思えばいくらでもかけられる。最も削りやすい項目ではあるが、削り過ぎると健康を害する。健康を害せば働ける時間が削れてお給料が下がるしパフォーマンスも下がる他、病院代が馬鹿にならない。確かに医療費控除や国民健康保険、高額療養費制度等があるが、最低10万円はロスしてしまう。目先の食費をケチったばかりにこの金額を失うのは、逆に損をしている。何よりも自分や周りが苦しい。なので、目先の小銭を追い求めずに効率良く遠くの大金を狙って行って欲しい。