私は小学校の学区が荒れていた為、中学・高校といわゆる「お嬢様学校」と呼ばれる私立に通っていて、大学は他の私立Fランに行ったが、何かとカルチャーショックを受けた。
・他人の傘(ビニール傘だが、それでも…。)を盗む人
・どこでも大声で騒ぐ人
・人のお菓子(みんなで食べようと持ってきたもの)をかっさらって1人で食べる人
・スーパーの試食売場で何個も試食した上で買うどころか、検討すらしない人
・汚い日本語(私も人のことが言えないが)がすらすら出てくる人
・やたら張り合ってきてみっともない人(常に何かに勝ち負けを決めている)
・やたら自分にレッテル張りしてるがそれが真逆で、悪口が自己紹介になってる人(言動の不一致)
・お金持ちをひたすら嫉妬で罵倒する人
・「ありがとう」「ごめんなさい」「おはようございます」「さようなら」が言えないが人
等。
とにかく、ただひたすらカルチャーショックだった。下手すると小学校より酷い。
あの当時は物珍しさにそういう人たちの真似をしていたし(さすがに盗みやたかりはしなかったが)、その人たちを全く疑わなかったが、今中学・高校時代の友人と会うと少し「ノリが悪く」、エレガントな方が素敵だと改めて思った。社会に出て全く恥ずかしくないのは、むしろ後者だった。そして後者の方々は優雅に専業主婦をしていたり、いい会社や公務員で前線で働いている。むしろこちらの方が余程素敵だと思うのは、気のせいか?
やはり、人間としての品格は必要なんだな、と改めて思った。私自身はたいしてお金持ちではないが、品格だけは失ってはいけないな、と思った。