統合失調症患者のつぶやき~ゲスでいいじゃない~

統合失調症を治療中の患者が闘病日記+ゲスなつぶやきを呟くブログ。ゲス注意。女・既婚者です。

どういう意味の夢なのか

先程、怯え疲れて寝てしまったが、その時に見た夢がとても印象的だった。

 

大聖堂の食堂の様な所にいたが、足元に何かが絡み付いて来た。見てみると、去年の11月に亡くなった猫さんの滑皮さんだ。金色に輝く毛、シルクの様な触り心地、甘えた声、ぶち模様。とても懐かしかった。思わず抱き締めたが、滑皮さんはするりと抜けてしまった。そして、白と金に縁取られた扉まで案内された。彼は「開けてみろ」としきりに訴えてきたので開けると、白・金・銀の色の光と共に、蜜蝋の香りが立ち込めた。そのまま起きたが、何とも言えない感じになった。

 

私が物凄く困っていたので、滑皮さんが気を利かせてくれたのかもしれない。実際に、滑皮さんは人の気持ちが分かり、それに応じてベストな対応を取る優しい子だった。それを考えると、とてもいとおしかった。

 

彼が開けてみろと指示した扉が何なのかは分からないが、もしかしたら先に進めということかもしれない。亡くなった者は時間が止まるが、生きている者の時間は動き続ける。いつまでも過去に捕らわれるなと、彼は言いたかったのかもしれない。

 

いつまでもうだうだ言っていられない。私の足元には支える魂と、足を引っ張ろうと伸びている手と、私の先陣を切ってドロップアウトしていった人々の死骸が転がっている。支える魂を灯火に、足を引っ張ろうと伸びている手を踏み潰し、死骸には最敬礼をして前に進む。たくさんの人たちの念が渦巻いているが、今私が無駄に食っちゃ寝している時間は、他のビジネスパーソンが仕事をするのに欲しいであろう時間かもしれないし、滑皮さんや猫さんの高田が生きたかった時間かもしれないし、姫とカガリが愛して欲しい時間かもしれない。だからこそ、時間は無駄に出来ない。

 

物質的や精神的に亡くなった方々に敬意を示しつつも、私は前に進むしかない。それが彼らの供養になるならば、私は頑張る。

 

滑皮さん、大切なことを思い出させてくれてありがとう。ずっと愛してるよ。