娘と一緒にトロピカルージュプリキュアを見ていたが、あすか先輩が中学生の頃の自分とダブっていていたたまれなくなった。
中学生の頃の私は、漫画やアニメのキャラクターで例えると、髪型と女性からの人気と元気の良さがキュアブラックで、中身の大半と正義感の強さがあすか先輩で、アングラさと負けず嫌いな部分がデスノートのメロで、脳内妄想がキュアピースなオタクっ子で、口の悪さがバイオハザード7のイーサンという、なかなかヤバい奴だった。これが絶世の美少女ならば様になっていたのだろうが、私は西川貴教氏と氷川きよし氏とDIR EN GREYのShinya氏とおかずクラブのゆいP氏を足して女側にシフトさせてぶん殴って膨らませた容姿なので、正直馬鹿にされていると未だに思っている。よく周囲の女性からは「げすねこちゃん可愛い！キャー！！」と叫ばれたり、大学時代の講師からは何かと私を呼ぶ度に「美人！」と叫ばれたりしていたが、馬鹿にされたりからかわれているのかと思っていて、不快だった。果ては同級生の友人(女性)に「お兄ちゃんって呼んで良いんだよ？」と言われてリアクションに困ったこともあった。
ちなみに男性からは良くて「普通」、悪くて「鼻の穴がデカイブス」といわれ続け、果ては女性として認識されていないことが多々あった。また、やたらと性欲が強いと思われていたので、露出狂に遭ったと話したら「むしろお前がパンツ脱がせて食ったんじゃね？」と言われることもあった。私はどんな人間だと認識されていたのかは謎だが、何故か私が男性にセクハラをする暴漢だと思われていることが多々あった。果ては「尻子玉抜いてやれ！」と言われて、かっぱ扱いをされたこともあった。下手をすると、人間とすら認識されていなかったかもしれない。
こんな扱いを受けていた人間だからこそ、あすか先輩が将来は男性からからかわれたり、人間扱いを受けなくなるのでは？と要らぬ心配をしてしまった。また、渚が将来ダメンズに引っ掛からないことを祈る。
