昨日は一日中育児をしていた。
育児をしていて、いかに自分の親が過干渉だったかを思い知る。何でもかんでも先回りをして指示を出すというやり方は本当に良くないなと常々思う。
私は昔、他人に対して毒母と同じくやたらと過干渉だったが、かつての自分と同じような人や自分の子どもたちを見ていて気付いたが、過干渉な人間は他人を支配したいだけで、愛しているのは自分だけじゃないのかと思った。過干渉の連鎖は子どもを生涯に渡って病ませるので、私で断ち切ろうとしているものの、旦那が過干渉で頭が痛い。
常に監視をされていて居心地が悪かった実家。弟はスルーなのに、私のプライバシーは一切無く、夜のおかずまで全て干渉された。読んでいるティーン向け雑誌のみならず、ファッションやコスメもダメ出しをよくされていてウザかったし、夜のおかずに物凄く干渉された為、めちゃくちゃ性癖が歪んでしまった。果ては少ないお小遣いで買ったお昼ご飯用のパンまで食べられた他、学校の指定の参考書にまでケチを付けて買って貰えなかったのでお小遣いを貯めて買ったら金遣いが荒いと怒られた。ここまで監視されては息が詰まったし、大学に進学して以降家出ばかりして家にはほとんど帰らなかった。一人暮らしをしようにも家から出して貰えず、旦那に助け出して貰う形で実家から這い出てきた。
子どもたちには同じ思いをさせまいとあまり干渉しないようにしていたが、これはこれでネグレクトに当たるのかとふと思った。本当に育児は難しい。私が生きにくい分、子どもたちには少しでも生きやすい性格になって頂くべくさりげなくサポートしていこう。