統合失調症患者のつぶやき~ゲスでいいじゃない~

統合失調症を治療中の患者が闘病日記+ゲスなつぶやきを呟くブログ。ゲス注意。女・既婚者です。

元夜のナンバーが教えるモテる方法~男女共通~

私はかつてすすきので有名ではないものの、夜のお店で働きナンバーに入っていたことがある。夜の業界は簡単な様でいて実は水面下で熾烈な争いが繰り広げられている。特に私がいた時代はネット社会だったので、掲示板では足の引っ張り合いが繰り広げられ、普段の素行が悪いと迷惑をかけられた側に悪い評判を書かれるというカオスなことが繰り返されてきた。これは昼間の業界でもあることだとは思うが、夜の業界は法外。自分で自分の身を守らなければ、あっという間に堕ちていく。周囲には行くところまで行き着いてラリパッパやAV落ち、最悪は自殺まで様々な墜落現場を見て顔を真っ青にしていた。

 

そんな私が様々な人を見たり、自分の経験を元にモテる方法を書いてみる。これは自分のパートナーに使うも良し、果ては就活や会社内での人間関係に使うも良し、婚活で使うも良しだ。ただし、このテクニック(?)で何かしらのトラブルがあっても、一切責任は取らないので自己責任でお願いします。

 

まず、モテる人とはどういう人かというと、モテテクニックの本には散々色々なことが書いてあり、どれも一辺倒な量産型モテ人間が出来上がって却ってモテなくなるという現象が起きると想定するが、要は「自分のことをよく分析し、無理の無い範囲で自分の魅力を磨きつつも何かに打ち込んでいる人」だろう。よく若い女が売れないミュージシャンなヒモ系のダメ男に引っ掛かるのも似たような理由だ。奴らは自分がどういう魅力があるのかを熟知し、ライブ補正で魅了しつつも自分という個性を押し出している。これはかつての芸術家や文豪にも見られる傾向だ。彼らは自分というのをよく知っている。また、自分の身の程を知っているので、自分が手に入れられないものは諦め(狙ったとしても、嫌がられたら粘着せずに諦めて他に行くか、落ちるまで自己アピールをする)、自分の手に入る範囲で異性を食い散らかす。その代表例が手越祐也氏だろう。彼は自分の身の程をよく知っているからこそ、あれだけの女性と一夜を共に出来たのだろうと思う。そして、同性からもあまり批判を受けない所を見ると、彼はやり手である。

 

モテるのには、あまり外見は関係無い。外見はその人を知る導入部にはなっても、実際のところはあまり関係が無い。ただし、だからと言ってそのままではいけない。必要最低限の清潔感が必要だ。だらしなければ、誰も見向きもしないどころか嫌われる。ありのままをあいしてほしいというのは誰しも思うことだが、何処だかの人が言っていたが、「ありのままの自分を出すのは土付の大根をそのまま食卓に出すのと同じこと」。多少は綺麗にしたい。そして香水の付けすぎにも気を付けたい。

 

人は一生懸命何かに「打ち込んでいて輝いている誠実な人」に惹かれる傾向がある。なので、趣味やら仕事やら子育てやらに打ち込み、生活が破綻しない程度に楽しむことがモテる近道だ。事実私が夜の業界でナンバーに入った時も、お金を求めるよりも仕事の楽しさを求めた時に入った。楽しそうなものや没頭しているものに人は惹かれていく。どんなダメ人間でも、楽しそうな人ならば好いてくれる人がいる。好いてくれる人を大切にしつつも、更に楽しいことをしていけば、お金も人も付いてくる。これを余裕と言う。余裕がある人は好かれるというのは、いつの時代も変わらない。

 

そして時たまにハッタリを利かせるのも必要だ。よく嘘は良くないとは言うが、自分に対して嘘をつくことにより、実現が近付いてくる。いつもこれでは相手に勘づかれてしまうので、たまに出す程度だと相手も飽きずにいてくれる。ただし注意したいのは、身の丈にあったハッタリを利かせること。あまりにも現実離れをしたハッタリは実現しないので、失敗した時にパートナーどころか周囲の人間の信用を失うことになるので、自分とよく対話をした上で、自分の実力よりも少し上位のハッタリを利かせると実現した時に信頼を得やすい。尚これの亜種で、誰にも告げずに黙々とやり、結果が出た時に認めて貰いたい人限定で「報告」するというものもある。ただし、ハッタリを利かせたからには、少なくとも目標達成の為の姿勢を見せる必要がある。これがあれば、例えダメでも共感して貰える可能性が大きい。

 

最後に、人が好かれる部分には、一種の幼児性も含まれる。TOKIOが好かれるのも、子どもの様な遊びを大人でも楽しめる所にあるだろう。流しそうめんをしたり、巨大な雪だるまを作ったりと、普通の大人ならばプライドが邪魔をして出来ないことを、子どもの様に楽しめる部分に惹かれるのだろう。女性では、表情がくるくると変わる天真爛漫な人がモテるのもその為だろう。二次元のキャラクターを見ても、人気のあるキャラクターは大人の部分と子どもの部分を併せ持っている。この一面は相当大きい。ただし、だからと言って「幼稚」と言われる、度が過ぎた我が儘や相手を思いやれない自己中な態度は逆に嫌われる要因になる。

 

まとめると、最終的には思いやりと適切な自己愛がモテを作り出す。身の丈以上のものを求めるには、自分を磨くしかない。手に入れるレベルを少しずつ釣り上げ、最終的には本当に欲しいものを手に入れる。自分の言動で相手がどうなるかという想像が働く人間は相当モテるだろう。これが出来なければ、関係が長続きしない。

 

細かいテクニックは他の本やサイトに任せるとして、大まかに言えばこれらだ。自分を知り、自分の出来る範囲でキャラを作ってしまえばある程度までは許される様になる。そしてモテる。己を知った上で己を磨けば、モテるのも時間の問題だったりする。ただし、モテることに胡座をかいて図に乗って周りを疎かにすれば、しっぺ返しを食らう例も嫌という程見てきた。なので、ニュートラルを心掛ける様にすると上手くいく。

 

参考になれば幸いです。