私は元々コンプレックスが強く、とても負けず嫌いで嫉妬深い。それと同時に、そういった感情を他人が抱えていたならば、それを瞬時に汲み取って共感して一緒に泣きながら悔しがることが多々ある。とりわけ、私の身内や大切な友人が悔しい思いをさせられていたら、その対象人物に関して尋常じゃない殺意を覚える。もはやリンチでは済まない位社会的にも肉体的にもボロボロにしてやらなければ気が済まない位に恨む。むしろ自分自身よりも周りに対してやられたことの方が腹が立つ。
昔から完璧超人にステータスや恋人を取られた女の子に泣きつかれて一緒に悔しがりつつも、一緒に仇を取ろうと慰める機会が多々あったが、その光景を見て超人シンパの奴や「女の子を飼い慣らす俺」妄想に取り付かれたであろうお節介クソ野郎に、「お前らのやっていることはブスの傷の舐め合いだ。何をしても敵わないんだし、自分の実力不足を認めてひれ伏してしまえ。そんなに嫉妬しているからお前らはブスなんだ。」等と訳の分からない綺麗事を吐かれて、そのお節介クソ野郎が一番クソなのは分かっているが、超人に対するヘイトを物凄く溜めてしまってしんどくなってしまうことがよくある。ちなみに仇を取るというのは、お金や筋肉は裏切らないからそれらを得られる為にスキルを磨き、その超人を抜かしてしまおうということだ。こういうことでも醜いから止めろと言われてしまう。果ては、超人にも「嫉妬してる暇があるなら努力しろ、ブス」と言われてしまい、まるで死体蹴りどころか殴られ過ぎて肉片になっているところをマシンガンで更に打たれているみたいになって、苦しいことが多々あった。
毎度毎度、こういったことの繰り返し。仇に関しても、取れそうな所で邪魔が入り、結果おじゃん。自分磨きの方向に持っていっても、「お前みたいな顔も性格も終わってる奴は何をしても無駄だから足掻くな。」と暴力を奮われながら止められる。仮に自分磨きが上手く行っても、「お前の努力は大したことが無い。超人に比べたらカスだ。その汚い根性を洗い流せ」等と言われて水を差される。果ては超人に「気持ち悪い女」と言われてしまう。
何故何かを奪われる側が奪う側に敬意と尊敬を示すことを強要されなければいけないのだろうか。何の対価も無く、ただ奪われるだけでなく、留めを刺された上で死体を蹴られる。相手が格上だから諦めろと、そいつを甘やかすのが気に食わない。奪われても、愚痴を吐いたり泣いたりして感情を整理して前に進むというプロセスを踏んではいけないのだろうか。とても理不尽だ。
こういうことが重なって、とても卑屈でひねくれた性格になってしまった。死体蹴りをしてくる奴が一番クソなのは分かりきっているが、感情としては超人が憎い。そいつさえいなければこんな理不尽な思いをせずに済んだし、仮に何かあっても愚痴を吐いてスッキリして前に進むことが出来ただろう。だが超人は見た目もステータスも学力も何もかもがスペックが高いからこそ、悔しがることも出来ずに不満ばかりが募る。悔しがれば悔しがる程、愚痴を吐けば吐く程こちらは悪くないのに悪者になってしまう。こんな理不尽が許されて良いのだろうか。私が塞ぎこんでいる間に、超人はどんどん助長していく。こんなことがまかり通ってしまう世の中なんか腐ってしまえ。
私は神に好かれた何物も与えられた人間を軽蔑するし大嫌いだ。そいつの笑顔の裏で苦しんでいる人のことを考えると、とても憎い。私と同じような超人被害者からは何故か超人と同類視されて八つ当たりされ、身内が苦しんでいたので一緒に悔しがりつつ何かを始めようにもシンパやお節介クソ野郎がうざいし、本人も上から目線のとんちんかんなことを言ってきて腹が立つ。そのフラストレーションが今になって酷くなった。
私はそんなクソ野郎どもには屈しない。友人や身内を庇って吐かれた暴言が「妬みブス」ならば、それはそれで上等。私が暴言を吐かれることよりも、身内が暴言を吐かれる方が辛い。少なくともしょうもない人間博覧会に参加して頭がおかしくなる位ならば、私は身内を守って攻撃された方がましだ。そして人間は裏切るが、お金と筋肉は裏切らないので、しっかりとその辺を締める。超人は何もかもが欲しいのだろうが、それにNOを突きつけてやる。もはや美人というだけで敵認定している。これ以上私や周りから何を奪うのか。何故私や周りばかりが諦めなければならないのだろうか。
もう、完全にぶちギレた。美人は全員敵だ。周りに危害を加えたら、タダじゃおかない。もう私も我慢しない。美人を殴ってでも周りを守る。私以上に私の周りを不幸にする奴は許さない。