統合失調症患者のつぶやき~ゲスでいいじゃない~

統合失調症を治療中の患者が闘病日記+ゲスなつぶやきを呟くブログ。ゲス注意。女・既婚者です。

傲慢と卑屈

ここしばらくは憎悪が止まらない。最近はとある感情が噴出し始めてきた。それは…。

 

かつて働いていたブラック企業の上司たちは、何かのトラウマに突き動かされた結果、私への当たりがキツかった様だが、そのトラウマの原因に対しての憎悪が半端無く強くなっている。その上司たちが私にしたことに関しては許すつもりもないし、上司たちが植え付けたトラウマのおかげで再就職もままならず、精神障害をこじらせてしまい社会におんぶに抱っこという頭のおかしい健常者に叩かれる要因を作ったことに関して恨みしかないが、正直かつてのトラウマが私に対するパワハラを産み出していたのだったら、上司たちを恨みきれない。

 

傲慢と卑屈はかなり隣り合わせだな、と常々思う。傲慢な奴が一人居るおかげで、周囲の人間が卑屈になってトラウマを形成していく。その卑屈が爆発して、更なる卑屈を産み出す。恐らくその上司たちは、傲慢で鼻持ちならない奴の犠牲者だろうと思えてきた。傲慢な奴に辛酸を舐めさせられたからこそ、全く中身は違っても見た感じが似てる人にトラウマを投影させてしまったのだろう。確かにあの当時の私は若くて傲慢な部分はあったかもしれないが、もしそうならばその上司たちにむしろ酷いことをしたとすら思う。それと同時に、酷いパワハラをして人を精神障害にまで追い込む位の卑屈さを植え付けたであろう傲慢な人間に対して、殺意を覚えた。

 

あれだけの差別発言や暴言をこのブログで繰り返している私は、とても卑屈な人間だ。そして長年傲慢な人間に虐げられていたからこそ、傲慢な人間に対しての恨みが激しいし、人の傲慢さに対してかなり過敏に反応してしまう。

 

ネットを徘徊していれば、障害者に対して「障害者手帳障害年金を得て楽しているのだから、その分過剰に叩いても良いだろう」と言わんばかりに過剰に叩いたり要らんクソバイスをして神経をささくれさせたり、不美人に対して「ブスは性格も顔も悪いからいくらでもサンドバッグにしてしまえ!」と言わんばかりに暴言を吐いたり、何らかの理由でたくさん稼げない人のことを「自己責任」と決めつけた上で努力不足だのなんだのと決めつけて過剰に叩いたりと、勝手に人をカテゴライズして叩いている人をよく見かける。ネットだから何を書いても良いと思って、読んでいる人のことを考えずにあたかも自分は神であるかのように人を裁く人をよく見かける。正直、それこそが「傲慢」であり、その人は他人を裁いたり差別したり決めつけたりして上から目線で物が言える位偉いのだろうかと思ってしまう。私の目から見て、そんな高尚な人間は存在しないし、居たとしてもその人は人を差別したり決めつけで叩いたりしないだろうと思う。そもそも、人を優劣で勝手に語って、人をジャッジして能力ならばまだしも人格や境遇等の全てを否定する行為の何処に生産性があるというのであろうか。

 

つい最近までの自警を込めてこの記事を書くが、私の神経のささくれも、トラウマも、何もかもは「傲慢」から作られている。全ての元凶は「傲慢」だと思えてくる。「傲慢」からは何も見えないし、何も解決しない。産み出すのは憎しみと卑屈と悲しみだ。その位愚かなことだと改めて思ったし、自分も思い当たる節があるので戒めようと思った。

 

もし私の推測が正しいのならば、一刻も早くその上司たちの傲慢な奴から付けられた心の傷が治って癒されることを願う。第二・第三の私が出ない為にも、切実に願う。