ここ最近は、旦那が疲れはててこちらに干渉して来ないことを良いことに、かなりズボラかつ手を抜いて鼻歌交じりに家事育児をしていたら、めちゃくちゃ効率良く出来て気分が良い。あまりレトルトを使わないし、作ったと言って良いのかどうなのか不安になる位の手抜き料理を娘に食べさせているが、ウケが良くて笑いが出る。家事育児ってこんなに手を抜いて良いのかと思うと、次は何処を手を抜きすぎない程度に抜いてサボろうかと思う位に楽だし、子ども達もかなり笑顔だ。
私は真面目な様でいて不真面目だ。いや、むしろ元来の気質がかなりチャラい。だてに元ギャルをやっていた訳ではない位には不真面目だ。なので、自分の裁量でチャラく仕事ができた方が効率良く動けるし、体力も消耗しない。逆に、真面目にカリカリされる方が息が詰まるし、メンタルの調子を崩しやすくなる。働いていた時も、チャラい上司の下ではのびのびと仕事が出来たので結果を残しやすかったが、真面目で神経質な上司の下では萎縮してパフォーマンスが下がる傾向にあった為、何処かに遊びが無いとあっという間に病んでしまう。
よく老若男女問わない思考回路が老害な奴から「楽しようとするな！」と怒鳴られるが、はっきり言って「口臭ケアサボってる口で言うか？お口クッサーちゃん。お前の口は楽の塊か？それともクソ真面目にやり過ぎて胃が腐ってんのか？クソ野郎。」と罵倒してやりたい気持ちになる。よく老害どもが楽をすることを嫌悪してネットでもリアルでもぶちギレているが、楽をしたら親でも死ぬのかと思えてくる口調で笑えてくる。
そもそも楽をして何が悪い。てめえがクソ真面目な性分の為に苦しんでいるのは、完全にてめえの都合だろうに。てめえが好き勝手に苦しんでいるのに、こちらを見てキレるのはいかがなものだろうか。勝手に他人に期待して、勝手に失望してキレてんじゃねぇぞ、更年期か？命の母でも飲めや、とキレ返したい。手抜きってさも悪いことの様に叩くが、だからお前らは昭和の時代から脳ミソもテクノロジーもアップデート出来ないんだよ、効率化って言えよと屁理屈を捏ねたら、さぞ顔を真っ赤にして憤慨するのだろうなと思うと笑えてくる。
真面目にやり過ぎて気持ちに余裕が無くなって、結果的にピリピリして子どもに怒鳴るよりも、作業を効率化したり便利グッズや家電・Uber Eats等に頼って楽をしてニコニコと接している方が良いと思うのは私だけだろうか。楽出来る所は楽をし、子育ても最悪は「生きていれば良い」ぐらいに考えて、あまり根詰めずにやる方が疲れも溜まらないし、子ども達ものびのび出来るのではないかと思った。私自身が毒親育ちでピリピリした空気が苦手なので、余計にそう思う。
真面目な奴は他人にも真面目さを求めるあまりにピリピリしやすいが、そっちの方が害悪だし周囲のモチベーションが下がってかえって非効率だ。結構な割合でそれが分からない奴が多い為、ブラック企業が蔓延しやすいのだろう。そういう奴には、小説「蟹公船」と「リア王」ラッピングした命の母をプレゼントしてやりたい。
