統合失調症患者のつぶやき~ゲスでいいじゃない~

統合失調症を治療中の患者が闘病日記+ゲスなつぶやきを呟くブログ。ゲス注意。女・既婚者です。

統合失調症とアダルトチルドレンを患って思うこと

私が統合失調症と診断されてから早七年が経った。

 

元々統合失調症の気はあったが、症状が悪化したのは某ブラック企業に勤めてからだ。そこでは殴る・蹴るの暴行、吐いている奴の人格的を疑うレベルの暴言が繰り広げられ、そのパワハラ上司と取り巻きの気持ち悪い女どもが幅を利かせていた異常な空間だった。その後に不動産屋のバイトを経て夜の仕事に就いたが、段々失われていく判断能力や頭の回転がしんどくなって親に何度も仕事を辞めたいと話したが、なかなか辞めさせて貰えなかった。何処の仕事も続かず、せっかく良い仕事に就いても「お給料が少ない」と働いてない奴らに言われて泣く泣く辞め、またブラック企業を転々とする日々。そしてとうとう限界に達し、北大で精密検査を受けて統合失調症と診断された。

 

北大に検査入院をしている時に、親に散々やらかされた。「あんたはただの自律神経失調症。だから退院したら働きなさい。すぐ治るしね。」と言われたり、入院で身動きが取れないのに扶養を外されたりした。全てあの当時付き合っていた旦那が手配してくれていたから助かっていたが、旦那も異常と言う位には毒親だ。

 

統合失調症と告げられ、それは何時になったら治り働けるのかと主治医に聞いたが、ゆっくりじっくりとやるしかないと言われて絶望した。自暴自棄になって暴飲暴食し、体重も30キロ増えた。また、旦那に相当暴言を吐いてしまった。

 

そんな時に何の気なしに入ったペットショップで、旦那をじっと見つめてきた猫さんがいた。その子は一切私たちから目を離さなかった。これは運命だと思い、旦那に無理を言って連れて帰ってきた。そこから、少しずつ体調が良くなり、治療にも前向きになれた。この子が滑皮さんだ。

 

滑皮さんが来てから、家庭が明るくなった。暗かった家のなかも笑い声が絶えなくなった。

 

その滑皮さんが今は病気で苦しんでいる。多発性骨髄腫は発症してから早く亡くなるが、彼はまだ小さな体で持ちこたえている。彼にはたくさんのものを教えられ、たくさんの愛情を貰った。だからこそ彼の希望に添いたい。

 

そして私も、いつまでもうじうじと悩んでいられない。さっさと寛解させて次のステップに移りたい。作業療法にいた闘病する気もなく、「障害者を優遇しろ」と腐っていた奴らと同じになりたくない。こんな腐った連中と同レベルな自分に耐えられない。

 

今は滑皮さんの介護を優先させ、落ち着いたら資格の勉強を始めよう。ここまで思えたのも、周囲の支えがあってこそだ。今までは独りで苦しんできて、更に他人の苦しみまで引き受けていたが、今はたくさんの仲間がいる。だからこそ、こんな所で腐っていられない。

 

どん底からの這い上がりはもう慣れている。だから後は這い上がるだけだ。まだまだスタートにすら立っていないが、これからスタートに立って頑張ってプラスに持っていこう。