このブログで散々言っているが、私はかつて、すすきのの某店でナンバーに入っていた。どの職種かは言わないが、何もなく自己肯定感も無い私がのし上がれただけでも奇跡としか言いようが無いし、自分一人ではなくスタッフやお客様等、様々な人々の支えによりここまで来れた事に感謝している。周囲ではお薬でラリパッパになっただの、自殺しただの、自暴自棄になって夜の地獄から抜けられなくなっただの、反社会的組織に追われているだのと物騒な話が転がっていて、私自身も非常階段で不気味な男に追いかけられたり、襲われかけたり(そいつに関しては股間を蹴った上に何発か蹴飛ばしておいたが、何かムカついたのでそいつの職場に告げ口しておいた)、私に貢がせようとモラハラ洗脳しようとする不届き者がいたり(ただし私は疑い深いので騙されなかったし、そいつ以上にキツい対応をしていた為、無害)等、あまりろくな目に遭っていないが、それらも踏まえてやりきった感がある。何よりも私の中では黒歴史どころか勲章になっている。
昼間のコールセンターの仕事も含めると、実に色々な人間のサンプルを見た気がする。良い人間もたくさん見たが、アレな人間のインパクトはなかなかデカイ。特に闇金ウシジマくんにお金を借りる側だと思われる人種は、強烈な人が多い。それと同時に、金持ちの嫌な奴もかなり目に付く。とりわけ金持ちの妻の世間知らずチュプの悪質さは酷い。また、お金さえ払えば何でもしてくれると思っている馬鹿ボンボンもいて、私が従わなかったら酷い暴言を吐いてくる奴もいた。外国人も対応したが、イングリッシュ二枚舌を見た時はこれが歴史的に有名な二枚舌外交かと感心した。私は何をしても変な奴に絡まれる確率が高く、イレギュラー対応ばかりが回ってくる運命にあるが、正にアレな人間の見本市の如く変な奴の対応ばかりをしていた。
だが、そんな私も仕事ならば変な奴は捌けるが、プライベートでも変な奴の対応はしたくないし現れたらビンタをかましてしまったり暴言を吐く位イライラしてしまう。その中でも特にイライラした奴がいた。
そいつは私が夜の仕事を始めたことを話したら、もう既に始めているにも関わらずに辞めることをごり押ししてきた。そして「俺にかかればどんな女の子でも辞めさせることが出来る」と嘯いていた。そして「俺が彼氏になっても良いし、他の男でも良いから幸せにして貰え！」と訳の分からないことを言ってきた。こいつは無職の中年で、そいつが所属しているオタサーでは、他のオタク男(社会人)にいつも飲食代を払わせて、メンタルと頭が私よりも弱そうなオタク女どもを食い散らかして図に乗ってるクソ野郎ということを知っている為、こんな奴の戯言なんぞ放っておいても問題無いと判断した。そしてそいつは帰り際に、「抱いて欲しかったらいつでも相手してやるぞ」と言い放ちやがった。散々自分よりも稼いでる人に対して説教した上に奢らせて、その上身体までねだるという厚かましさがイライラする。お前と致すとか、何の罰ゲームだよと内心思ってしまったし、何でこいつは無職で親どころか友達…しかも異性や気の弱い同性の脛かじりで偉そうに出来るのかと甚だ疑問だ。
私が夜の仕事を始めた理由は、弟と自分の学費と教科書代(後に祖父の介護代と親の酒代も加わることになる)を稼ぐ為で、決して自分のメンタルが弱いからでも寂しいからでも無い。お金の為に始めたので、お金を稼ぎ終わって貯金がある程度出来たらサクッと辞める予定だった。要はお金さえあれば辞めるだろう。だがそのオタサー男はその肝心なお金が無い。それにもう既に働いている以上は五十歩百歩だ。そしてその仕事をする上でのデメリットやリスクも覚悟の上で腹をくくって働いているので、そいつの言い分は心に全く響かないし、私のお金で飲み食いしてる奴が偉そうにほざく台詞ではないと苛立った。
もし私を夜の仕事から引退させたければ、二人分の学費を用意した上で、バブリーな為に浪費癖のついた私達家族を養ってくれるだけの年収または家から私を連れ出してくれてその上で身を隠す期間だけでも養ってくれるだけの年収があり、私のお金や力に頼りきらずに自立する心がある男性が現れるか、早いところ上がれる様にたらふく稼がせてくれてその職務を全うするまで応援してくれることが条件になる。つまりは経済力も若さも無い、口だけで実行力も無いカスがどうにか出来ると思うなというのが本音である。
また、夜の仕事をしているから無料でちやほやしてくれると思っている思考回路が腹立たしい。正直、お金が介入しているか、私が惚れている男か、何かしらの見返りが無い限りは男に対してちやほやするのは無理だし、そんな奴の無料キャバ嬢やら無料風俗になるのは腹立たしい。お金をくれないのに女を使うこと自体無理なのに、それを求めてくること自体がおこがましいし、それで食べている人間にボランティアをしろと言う辺りいかがなものかと思う。
義理と人情じゃ飯は食えない。それで事足りるとか、どこぞの宗教団体だよという話だ。キリスト教の一匹の魚と一つだかのパンで十人位の人間がお腹いっぱいになったという奇跡か、空からパンでも降ってくる奇跡でも起きない限りは無理だろう。義理と人情では勉強が出来ないというのを分かっていない阿呆に、私は救えない。
結局そいつには、後日「経済力も無ければ年増で無職で社会的立場も無い奴に私は救えないから。勘違いしないで。」とキツい言葉のメールを送って縁を切った。オタサーの連中は誤魔化せても、私は騙せない。
確かに夜の仕事をする人間は何処かに寂しさをまとわせている人間が多いが、寂しさを埋めるだけではその人を夜の仕事から上がらせることは出来ない。寂しさを埋めるだけならば、ホストクラブや出張風俗等で満たせるし、何も無いおっさんに満たして貰う必要も無い。ましてや得体の知れないオタク女を散々抱いた奴から、不要な性病を貰うリスクや、あらぬ噂を立てられて風評被害を受けて収入が減るリスクを考えたら、そんな迂闊なことは出来ない。ましてや私の友人との性事情やエグい身体的特徴をペラペラと喋るお喋りクソ野郎なんぞと関係を持つこと自体が、夜の仕事に就くよりも一生の汚点になりそうだと思うと、枕営業よりも高リスクだ。そんなリスクを犯してまでそいつと関係を持つメリットが見当たらないし、何よりもおじさんは好みではない。
正直、お客様に変なことを言われても何とも思わないが、プライベートで訳の分からないことを言われると殺意を覚える。こんな奴は無料肉便器と性病を移し合うデストピアに引きこもってラブ&ピースでもしてろと言いたい。私は枕営業でさえ御免こうむるのに、タダでこんな奴とイチャイチャするのは拷問である。ましてや友人と竿姉妹とか、本気で勘弁して欲しい。こういう阿呆男は是非オタサーの中だけで性病コロニーを作って滅んで欲しいと切に祈る。
