何故だろうか。昔はクソ真面目だった故に、クズな奴やゲスな奴をとことん軽蔑していたが、今ではむしろクズやゲスに対して萌える様になってしまった。元々私は、不謹慎ギャグが大好きで、笑ってはいけない場所で大爆笑してしまう位ヤバい奴だが、自分がクズを通り越してゲスだからか、同類だと思われるクズやゲスに萌えてしまう。リアルでは関わりたいとも接したいとも思わないが、表面上クズ行為を軽蔑するものの、内心では「ナイスクズ！」と思って親指をかざしている。
萌えるクズや萌えるゲスは、人殺し等の犯罪行為は論外だが、バンドマンで言うところの「ファン食い」を繰り返した上で交際を迫られると、「はっ、何言っちゃってんの？お前と俺はファンとアーティストだし。何勘違いしちゃってんの？頭大丈夫？…ところで新しいギター欲しいんだけど、これがあればもっと良い音が出せるんだ！エモの為にカンパして。」位の事を言って退けてしまう程度のクズまたはゲス具合が萌える。リアルでそんな人種と接したら、むしろ私にズブズブにさせた上でボロ雑巾の様に捨ててやるし、むしろそれをしていたが、二次元やら芸能人だったらむしろファンになってしまう。
噂程度で申し訳無いが、今は某売り出し中のジャニーズグループの、３分の１がクズで構成されたグループにハマってしまった。歌が上手かったりパフォーマンスが凄いところがポイントが高い。また、元祖ジャニーズのクズ・手越祐也氏も大ファンだし、クズやゲスに含めて良いのかは分からないが、指原莉乃氏のファンである。そして私的には2014年は凄まじいクズとゲスの当たり年だと思っている。スタップ・ザ・ライに続いて号泣議員、嘘つきベートーベンにしぇしぇしぇのしぇー！となかなか話題に事欠かない一年だった記憶がある。果ては鬼女の叩きが阿呆過ぎて、むしろ辻希美氏と杉浦太陽氏のファンになってしまった。勿論、次はどんな阿呆叩きをするのかという意味で、鬼女のファンでもある。
私はクズにゲス行為を働いた上に貢がせてポイ捨てしてたが、何故か人にクズやゲスの一面を見ると親近感を覚えてほっとする。犯罪行為はドン引くが、お腹の中の黒い面が私の好きな感じに醸し出されていたら、もうその人の大ファンになってしまう。それが一般人でも同じだ。むしろいい人に見られたくて教科書通りの受け答えしか出来ない良い子ぶりっこの方がかえって苦手だ。そういう奴の方がクズ・ゲスの面を思い切り見せている人よりも真っ黒だったりして、かえって怖く感じてしまう。また、光輝く天使の様な天真爛漫な天然ちゃんもあまり得意ではない。何故かそういう人種と一緒にいるとイライラする。そこにさらに浮世離れオプションが付くと、余計に殺意が芽生える。こういう人種がミスをすると、尻拭いさせられた挙げ句に注意をしてもぬかに釘で、どうしようもない。こういう奴らよりは断然クズ・ゲス上等！と言わんばかりに食い散らかしている奴の方が、人間味があってマシに思える。
だからこそ私は言い訳せずにクズ・ゲスを極めよう。かといって闇金ウシジマくんのGO10くんみたく最終的に埋められない様に気を付けよう。
