ふと旦那と話していて、私は根本的に自分に自信が無く、他の女がとことん大嫌いで、常に勝負をしていなければいけない位喧嘩早く、何をしても満足出来ない人間だということに気付いた。そしてそれの原因が、周りの人間たちから洗脳するかのように言われてきた「成長！努力！義理！人情！絆！」という、週刊少年ジャンプもびっくりな標語が原因だと気付いた。確かにこれらのことは必要なことであるのは分かってはいるが、この言葉がもはや強迫観念の様にこびりついている。
私の周りは「意識の高い」人はたくさんいたが、その周りに金魚の糞やら地縛霊の様に取りついている「意識高い系」が、私にやたらとそれらのことを熱く語ってきて、私が「別に適当で良いじゃん。いちいちくそ真面目にやる必要があるの？」と言うと、鬼の首を取ったかのように非難して洗脳してきた。その為、働いて人と接しなければ成長出来ずに、いつまでも視野の狭い未熟者になってしまうと怯えるレベルになっていた。その為、そいつらの言う「成長！努力！義理！人情！絆！」が出来ていて評価されている女性が大嫌いだし、そいつらをボコボコにして再起不能になるまで追い詰めないと気が済まないレベルに病んでいた。
別にその人自身が意識が高いのは素晴らしいし、むしろ見習いたいとは思うものの、それを他人に強要してその人が中途半端なのは周りをボロボロにすると私は思う。他人に意識の高さを強要するのはちゃんちゃらおかしいし、強要する奴に限ってやることが中途半端だとよく思う。だから「意識高い系」と馬鹿にされるのだと思う。出来損ないの松岡修造氏を複製する3Dプリンターが何処かにあるのかと思う位、そういうクソ野郎が私の周りにゾロゾロといた。しかもそういう奴らは、自分を「意識が高い」と勘違いしているが、実態はただの意識高い「系」である。自分を客観的に見れないから中途半端で、勝手に一人で熱くなって安っぽくてくだらないから売れない週刊少年ジャンプのなり損ないの様になっているが、この熱量が周りを熱中症にしてしまうのだな、と気がついた。
私自身は意識が高い所か、元はいい加減で現在は黄泉の国のお花畑までぶっ飛んでしまった「意識が他界してしまっている人」なので、私に24時間テレビの様な「感動ポルノ」を求めても無理だ。そもそも私の頭は原始生物のミトコンドリア並みなので、そんな私が人を感動させられる訳も無ければ、私にしてみれば努力しているように見えるものはある意味ではただの「細胞分裂」の様なもので、大したことはしていない。ミドリムシが日光に向かってキンキンと近付いて行く様に、やりたいことをやっているだけだ。それなのに、私の周りの似非松岡修造氏が勝手に熱くなって、勝手に期待して理想を押し付けているだけだ。私はただのミトコンドリアなのに、奴らは数億年はかかるであろう進化を一瞬でやってのけると思っているのかは知らんが、細胞分裂をさせようとひねってみては潰している様なものだ。ミトコンドリアを潰しながらオナニーをして喜ぶ様な異常性癖を私で満たすのではなく、カリビアンドットコム辺りでノーマルなアダルト動画を買って見ろ、と言いたい。
何が言いたいかと言うと、「意識高い系」は無自覚で価値観の押し付けをして悦に入っている辺り、本物ではない。それは周りを疲労させてすり減らしていくものだと訴えたい。そして私は感動ポルノの道具ではなく、精神障害者以前にただのDQNの元ヤンだ。他人に感動を求めるのではなく、自分で感動を作って満足すれば良いと思う。
そして私は、働くことにこだわることを止める。私の周りの意識高い系がよく「接客業等で働いて多くの人と接していなければ、成長の出来ない未熟な視野の狭い人間だ」と言っていたが、そいつの言う「仕事」って何だろうと考えた結果、そいつがかなり失礼だと思った。仕事と言っても、職人や製造業、研究職、SE、投資家等、必要最低限の人としか接さ無かったり、下手をすると人と接したりしなくても出来る仕事に関してかなり失礼なことを言っているということに気付いていない愚か者の言うことなんか当てにならない。そういった人々のしていることが仕事のうちに入らないと言うのならば、そいつらはコロナウイルスで苦しめば良いだろう。様々な人が居て社会が成り立つのに、それすら分からない阿呆が何かを言っても、所詮は絵空事だ。そんな絵空事を真に受ける必要なんぞ無い。
そんな私は、大学であまり偏見を持たずに様々な人と雑談をしたり、コールセンターでかなりの人数を捌いて部署内の処理能力ナンバースリー内に入ったり、元夜の業界でナンバーを張っていた人間だが、多くの人と接していたからと言ってそいつが人格者かというとそうでもないという感想を持っている。たとえその人がコミュ障でいわゆるキモメンだが中身が聖人というケースも、その逆で女神の様な美女だが性格がクソムシ以外のくだらない三品というケースも多数見てきた。多くの人を見たという慢心でより他人に酷い態度を取る人間もたくさん見てきたからこそ、社会的地位や収入に対して人格は比例も反比例もしないという結論に至った。
今現在私の周辺には、この記事に書いてある様な「意識高い系」は居ない。だからこそのびのびと頑張れる。後は私のメンタルとスキル次第だ。だからこそ、ほどほどにぼちぼち行こうと思う。このことに気付かせてくれた旦那にはとても感謝している。そしてここまで私を見守っていてくれた方々にも感謝している。本当にありがとうございます。
