まだ産後１ヶ月経たないが、いい加減リバウンドも甚だしく太っているのでダイエットを決意したい。このまま一生デブのままというのは悔しいし、ただでさえブスなのに太ったら目も当てられないので、せめてマシな見た目で居るためにも痩せよう。そして何よりも、太っていたら一度にたくさん食べられないので、しっかりと体を引き締めて余計な胃袋周りの贅肉を落として、たらふくメガ盛りのご飯を食べる為にも痩せて体を鍛えよう。
自分への戒め兼個人情報を抱え込むことに限界を感じたので、私が聞いたデブのびっくり言動を書けるだけ書いておこう。
①私が大幅なダイエットを決意して実行すると友人に宣言をしたら、当時デブだった友人が「何を食べてダイエットするの？何の補整下着を買うの？」と質問を浴びせてきたが、食べたら痩せる魔法の食べ物や、着るだけで痩せる布があると思い込んでいる思考回路に驚いて絶句した。そんな物は存在しないし、速攻で痩せたかったら死んで火葬するのが速いと言いかけたが、人としてどうかと思うので黙っておいた。
②知り合いが私と同時期にダイエットを決意したが、お互いに目標を語り合っていた際に「でも彼氏はぷよぷよしてるのが可愛いから痩せて欲しく無いって言ってくるんだ♪」と、頭が沸騰しているのかとどつきたくなる発言をしてきて、色んな意味でマウントをしてきて思わず、「だったら一生デブのままでいれば？」と言い放ってしまった。本気で勝手にしろ！と匙を投げた。
③管理栄養士の資格を持っている知り合いが、ダイエット中に月経で鉄分が不足していると騒いでいたので、プルーン一個食べれば低カロリーで鉄分が摂れるとアドバイスをしたら、「でもヘム鉄の方が効率が良いからお肉食べる！」と、正に知識のあるデブそのものの言い訳をされて、「こいつ一発どついたろか」と思った。確かにお肉は効率が良いが、こいつはデブ。「常識的な量」のお肉を初めから食べていれば、そこまで太ることは無かっただろうと思われるお肉または油ごってりのお肉+ビールのコンボを余裕でかますので、お前は資格や知識以前の問題だと内心突っ込んだ。そんなにヘム鉄を摂りたかったら、水で飲むタイプのサプリでも飲んでろ豚。
④某百貫デブとウォーキングをしている時に、そいつは体力がある自慢をしていたのでかなりの距離を歩けると思ってウォーキングをしていたが、二キロ程歩く毎に「トイレ」と言い訳してはカフェやマックに入って、「味のある」飲み物を注文して、遂にはケーキまで注文し出した。そして…「運動したのだから良いでしょ？」と言ってカフェモカをガブガブと飲み始めて絶句。尚、夏になると毎年、そいつは吐き気がして全くご飯が食べられなくなるらしいが、棚には大量のプロテイン、冷蔵庫には大量の２LのC.C.Lemon、冷凍庫には箱のアイスがあった。そいつの中では、飲み物のカロリーは体で消化されずにそのまま流れることになっていた模様。
⑤自称「筋肉の上に脂肪が乗っている宇宙一のイケメンプロレスラー体型」の元彼が、他の太っている男性の体型をだらしないと影で罵倒していたが、私から見ればお前はシンプソンズのお父さんそっくりのギョロ目豚だぞ！と内心思っていた。本人は胸筋を自慢していたが、寝ている時に私のブラジャーのカップ部分を付けてみたら、当時Dカップだった私よりも脂肪が詰まって巨乳だった奴が何言ってるんだと思った。こいつの目玉には自分以外の男性は不細工に映って、自分はクリス・レッドフィールドに映る魔法でもかかっているのかと思えてくるが、現実を知ったら絶望すると思われるのでお花畑の方が幸せなのかと思えてきて何も言えなかった。筋肉と言い張っているそのお肉は、まごうことなき「し ぼ う 」です。
他にも色々と言いたいことがあるが、自分の脳ミソについた脂肪を落とす意味でも書くと、自分が体型を正当化したり言い訳をする度に、かつての私がデブに向けていた暴言が突き刺さることになる。かつての私が向けていた軽蔑の眼差しが今度は自分に向けられることになるので、ありのままを認めてしっかりと痩せていこう。また痩せの領域に戻って来よう。そして健康になろう。
痩せた時に買った服がもったいないので、痩せて着倒そう。浮いたお金で子どもたちにおもちゃを買ってあげよう。ついでに自分の化粧品も買おう。綺麗にしておけば、いいことがあるだろうと思って頑張ろう。
